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サントリーの秀逸過ぎるパッケージデザインは勉強になるからまとめてみた。

サントリーパッケージデザインのアイキャッチ画像

ミロク

ミロクです。(@mirokurocloverZ)

グラフィックデザイナーをしています。突然ですが皆さんは飲料のメーカーはどこが一番好きですか?

ぼくは断然サントリー派ですね。もしもぼくがデザインの講師で学生に指導することがあったら、サントリーのパッケージデザインをよく見ろと教えるでしょう

それだけサントリーの商品は秀逸なものが多く、一瞬で印象に残るデザインを多く生み出しています

この記事では、そんなサントリーの秀逸過ぎるパッケージデザインをぼくなりにまとめてみました。パッケージデザインに挑戦してるあなたの参考になると思うよ!

サントリー伊右衛門

サントリー伊右衛門の画像

ミロク

一目でお茶だとすぐわかる和風テイストなデザイン。

お茶と言ったら伊右衛門か綾鷹のどっちかじゃない?「選ばれたのは綾鷹でした」のキャッチコピーは強いけど、伊右衛門の安心感も安定していて好きな人多いと思う

伊右衛門のパッケージデザインからは日本屈指の老舗茶舗「福寿園」の贅沢さが伝わるよね

サントリー伊右衛門のデザイン

伊右衛門は福寿園が創業した1790年当時の日本人にとっての水筒であった、竹筒がモチーフなんだよね

竹を表現した節は控えめになっていて、キャップは鮮やかな液色を際立たせるために渋い緑色に。ラベルは湯呑みに入れた際の緑茶のイメージを表現しているんだね

サントリー 伊右衛門 525ml×24本(1ケース)

サントリーGREEN DA・KA・RA

サントリーDAKARAの画像

ミロク

子どもの頃めっちゃ好きだったわDAKARA。

現在はGREEN DA・KA・RAとして果実とか体にいい11種類の素材が入っていて、子どもも安心して飲めるものに生まれ変わってるよ

みんなも一度は見たことあるグリーンダカラちゃんは、その象徴。子どもをキャラクターとして商品の化身と設定して、グリーンの帽子をボトルキャップに見立てたり、パッケージのハートマークをシャツの胸の部分につけていたりと非常に面白いよね

グリーンダカラちゃんの画像

新聞広告やポスターでグリーンダカラちゃんがパッケージと同じサイズになっているのは、この設定がもとになっているんだとか

サントリーGREEN DA・KA・RAのデザイン

従来のスポーツドリンクよりも健康を意識したオリジナルのDAKARA。2年後に一新した「GREEN DA・KA・RA」は「日常生活の水分補給」をコンセプトにデザインされたよ

日常生活で親しみのある果実等に加えて、健康食材として人気のある素材も使ってる

グリーンのハートと11種類の素材のイラストをデザイン。果実やミネラルを含む「水分補給飲料」であることをわかりやすく表現してていいよね

500mlペットボトルには、ハート型のレリーフをつけて冷えたグラスをモチーフにした新容器を採用

サントリーBOSS

サントリーBOSSの画像

ミロク

缶コーヒーの定番。

働く人の相棒的な缶コーヒーをコンセプトに1992年からロングセラーとなっているサントリー代表する缶コーヒーシリーズのBOSS。この特徴的なボスおじさんは、なんと新卒入社1年目の若手デザイナーが生み出したんだよね

思い切って「男の相棒であるボス」をキーワードにスケッチを描き上げたものがかなり評判が高く、そのまま採用に至ったっていう歴史があるよ

サントリーBOSSのデザイン

BOSSブランドの展開は今では約300種類もあるんだよね。どのデザインにも同じ表情で同じ角度の「ボスおじさん」が描かれている

当時、缶コーヒーのデザインはコーヒー豆の柄とか金の装飾とかを使って、ぱっと見で中身がわかるようなものが多かったのね

BOSSは、シンプルだけどコーヒーが美味しく見える缶を目指して、それらを一切使わない紺色の単色デザインで勝負したんだけど、紺色は飲料品との愛称が悪いと言われていてほとんど使われていなかった。ほかの商品との差別化を図るためにあえて紺色を選んだんだね

今やBOSSを象徴するカラーとなった濃紺色は、コーヒーの深みや懐かしさを表していて、アイボリーは柔らかさやミルク感を表しているそう

今のBOSSは「自由で新しい働き方を応援するBOSS」という形に、コンセプトがシフトしてきている

BOSSのターゲットも今のホワイトカラーの人たちだったりとか、CMにあるような自由な働き方を選択する人たちがメインになってくるんじゃないか、そんな考えで今後も新しい働き方をBOSSとボスおじさんで表現していく

テレビCMとかもいつもコミカルで面白いよね、生活の中にユニークを与えてくれる

サントリーなっちゃん

サントリーなっちゃんの画像

ミロク

誰もが知ってるなっちゃん!

当時、キリンビバレッジが「きりり」を、コカコーラが「Qoo」を発売したりと果汁入り飲料に大きな動きが見られた中で、一番印象に残ってるのは何!?「なっちゃん」でしょう!

その頃サントリーの自販機は大人向け商品ばっかで、子供が押すボタンがなかった。そこで「日曜にピクニックへ行く親子3人が自販機の前に来た時、押してもらえる商品を作ろう」っていうことになったのね

子供の飲みものといえばやっぱりジュース。それもオレンジ系で、甘くて古臭い味ではなく新しいオレンジ味を考えよう、ということでできたのが「なっちゃん」

「BOSS」の開発時の経験から、ふと「人格のある感じがいいかも」ってことで、子どもと言えば夏。夏と言えば夏休みで「なっちゃん」

サントリーなっちゃんのデザイン

なっちゃんのデザインに関しては、実は有名な著作がある。「なっちゃんの秘密」

これは、サントリー食品インターナショナル株式会社シニアスペシャリスト、クリエイティブディレクターでありながら公益社団法人日本パッケージデザイン協会理事長も務める加藤芳夫さんが書いたもの

さっき紹介したBOSSやDAKARAも加藤芳夫さんの商品ディレクション

この一冊で、数々のヒット商品はどうやって生まれてくるのか?アートディレクター加藤芳夫とスタッフたちが築き上げた開発手法とは?数値から解明できない疑問の数々が、人間を見つめることで見え始めた…多くのエピソードから語られる商品づくりの秘密

数々のヒット商品は、いかにして生まれるのか。サントリーのスタッフが築き上げた開発手法とは何か。多くのエピソードをまじえて語られる商品作りの秘密が書かれているよ

【中古】 なっちゃんの秘密 商品デザインは人間を見つめることから始まる。 商品づくりの書/商用デザイン(その他) 【中古】afb

サントリーほろよい

サントリーほろよいの画像

ミロク

ほろよいの歴史も10年以上…まじか。

「ほろよい」が発売されたのが2009年1月から。果実のほのかな甘みとやさしい飲み心地をコンセプトにした低アルコールの新世代缶チューハイとして世に出た。今では相当数な種類があるほろよいも最初は「レモン」と「うめ」だけだったんだね

20代の若者を中心に、アルコール度数が比較的軽めで甘みのある酒が好まれる傾向に対応。従来の「スッキリ感や爽快さ」を追求したチューハイとは異なる「微アルコールチューハイ」として開発し、微炭酸でやさしい口当たりに仕上げた商品

サントリーほろよいのデザイン

軽やかな飲み心地とやわらかなイメージで、平仮名の「ほろよい」と名づけたんだそう。パッケージは果物の素朴なイラストを中央に配し、シンプルで品質感のあるデザイン

シリーズには毎回強いこだわりを持って取り組んでいて、2016年夏限定パッケージには大阪堺市にある染め工場が手がける手ぬぐいブランド、「にじゆら」にデザイナーが自ら直接行って注染をぼかす現場を視察したり。パッケージデザインを見た人が強く印象に残る工夫と努力が見れるよね

サントリーの秀逸過ぎるパッケージデザインまとめると

ミロク

他にもいろいろ紹介したかった。

金麦とかストロングゼロとかこんにゃくゼリーとか、まだまだ素晴らしいデザインはあるけれどその中でも特に秀逸だなと思うものをまとめてみました

こうして見るとパッケージデザインの奥深さが改めてわかるよね

「本当のブランドとはお客様の頭の中にある」と言うサントリーのアートディレクター加藤芳夫さんの言葉で終わりたいと思います

「よいパッケージデザインは記憶に残るもので、記憶に残る商品はまた買いたくなる」

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おまけ。プロモーションムービーも秀逸


サントリーの天然水スパークリングのドキュメンタリーフィルムがめっちゃかっこいい。心震わせられる内容になっている

自分らしい自分に。#スイッチしよう

このメインキャッチコピーを人生を楽しむキーワードとして、もっと自由に。人生の道はひとつとは限らないから、一度きりの人生だからこそいろんな自分を楽しもうってことで。二足のわらじも軽やかに、別の自分を行ったり来たり。ここにいる「あの人」たちのように。もっと自由でいいんだ!って思わせてくれるものになってるよ

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